日本には「銘々膳」という給仕方法があり、昭和初期までその作法で食事をしていました。膳に脚をつけた簡易的な家具は、軽くて移動しやすく、日本の生活文化に即したものでした。
また、茶道具に盃台という、美しく端正な姿をした酒器があります。それは酒器として美しいだけでなく、洗練された日本の形でもあります。盃台の形状や構造を家具へと転換するために、日本の伝統工芸であり、生活に根差した道具である桶の工法を採用しました。桶は檜やサワラ、杉などの針葉樹で作られていて、広葉樹とは異なる優しい手触りと木肌の温かみがあります。
私たちは新しい形をデザインするのではなく、すでにある日本の美しい形を現代の空間と調和するように捉え直していくことが大切だと考えます。
In their ateliers On-site with our artisans – Vol. 1
>>> The Zen makers
型番: T-765
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型番: T-766
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型番: T-767
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型番: T-768
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型番: T-769
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型番: T-770
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