じっくり熱が伝わる土鍋でご飯を炊くと、お米の芯までふっくらとし、甘く香りよく炊き上がります。また、炊飯器よりも早く炊き上がるので、食事の準備を短時間で済ませることもできます。
まず、お米を研いで、30~40分ほど浸水させます。このとき、土鍋の中で浸水させてはいけません。土鍋が水分を含んだ状態で火にかけると割れてしまう可能性があるからです。ざるに上げて水気を切ってから土鍋に移し、お米と同量の水を入れ、蓋をして中火にかけて沸騰させます。しっかり沸騰させるのが美味しく炊くコツです。勢いよく蒸気が出てきたら、弱火にします。土鍋は熱を逃さずじっくり伝えるので、弱火で良いのです。5~7分ほど経ったら、一度中を覗いて水分の残り具合を確かめます。この時まだごはんの表面から大きな泡が出ていたら、弱火のままもう少しだけ火にかけます。水気がしっかり飛んだら火を止めて蓋をしたまま10分ほど蒸らします。土鍋のふたを取ると、お米の甘い香りとおこげの芳ばしい香りがたちまち辺りに広がってゆきます。杓文字で切るように混ぜ、表面の水分を飛ばしたら、美味しいごはんの炊き上がりです。
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