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古くから使われている高台を持つ漆器のお皿です。日本では祭器をイメージさせる形状ですが、西洋では果物を盛るコンポート皿のスタイルでもあります。日常使いはもちろん、来客時の菓子皿や料理を盛る器としても使えます。
旋盤による加工を得意とする石川県の山中地方で製作しています。見込み部分の刷毛目が漆器の重厚さを表しています。漆の色には朱と黒が使われています。これは日本の風土の中から生まれ出た最も土壌的な色と言え、日本独特の原点の色です。
IWAI COLLECTION