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椅子の基本構成となる脚や背柱を丸棒で作りました。そして、背柱から立ち上がる背板とアームを独立した構成にすることで、北欧的な印象の椅子と一線を画した、日本的な独自の存在感を持つアームチェアになりました。
アームや背板の角も落として、柔らかい佇まいと緊張感が同居し、品格を感じられる椅子を目指しました。特に、大切にした部分は、丸棒の背柱が背板と自然に融合する一体感です。この椅子の最も大切なテー マであり、椅子の表情を形づくる重要な要素になっています。